お香の種類

「お香」とひと言でお伝えしてしまいがちですが、さまざまな種類があります。
今日はお香の形状や使い方についてご紹介していきます。

国語辞典で調べてみると「種々の香料を練り合わせたもの。練り香。また、香木。たきもの。」と出てきます。

簡単に言ってしまうと、次の組み合わせで香りを楽しむことができます。

1 香木単体、香料を合わせる。
2 焼く、温める、常温。

それぞれご紹介していきます。



香木単体 × 温める

 香木を香炉などで温めることで、香木本来の香りを楽しみます。



香料を練り合わせる × 焼く

 「線香」 好みの香料を練り合わせ、棒状に成形したもの。直接火をつけます。
煙の量は使用する香料で変化します。



香料を練り合わせる × 温める

 「練香」 好みの香料に蜜などを混ぜ、丸状に成形したもの。
香炉などを使い温めて香りを出します。温めるので煙が上がりません。



香料を合わせる × 常温

 「塗香」 粉末状の香料を混ぜ合わせ、手のひらなどに塗ります。
「匂い袋」 好みの香料を混ぜ合わせ、袋に入れて香りを楽しみます。

他にも機能を持たせた「蚊やり香」「防虫香」などもあります。


香りのカフェでは、ご自身の好みの香りを見つけていただけるようお手伝いしていきます。
ぜひ、ご一緒に楽しみましょう。